首都圏中小企業の財務戦略ニーズに応えるべく平成17年3月にとみん銀行出身者2人で財務コンサルティング会社を起ち上げ、多くのオーナー経営者の方々と面談いたしましたが、 相談内容は後継者問題や他人資本の受入も多数含まれておりました。
最初に手掛けた案件は社内後継者がいない年商2億円程のメーカーさんの事業譲渡でしたが、銀行員時代及び前職だった外資系専門商社CFO時代の経験と人脈を生かしお客様が充分にご納得できるコスト(商工会議所等で斡旋するコンサルタント報酬金額に満たない)で仕上げることができました。
この案件で痛感いたしましたことは、M&Aプロフェッショナルと言われる人々が小規模企業の事業譲渡につきまして適切にアドバイスが出来ているのかということです。確かにM&Aプロフェッショナルの人たちは財務および会計税務の専門家集団であり、ビジネス・バリュエーション(企業価値評価算定等)、デューデリジェンス(財務調査)等のサービスも迅速に行い極めて客観的な報告書が提出されますが、余りにも合理的、効率的で仕上げを急ぎ過ぎているとの印象を強く感じました。事業譲渡取引は販売先、仕入先、そして取引銀行との取引が譲渡後も円滑に継続されることが重要であり、私たちが最も重視するポイントです。その為には各取引先に対する戦略を確立させながらビジネスを進めて参りますので仕上がりが丁寧になります。又、譲渡される経営者の方々に対しましては譲渡後の不動産等資産運用や最も有利な健康保険や年金の加入方法まできめ細かくアドバイスいたします。私たちは、この位置づけを中小企業M&Aのブティックハウスとしております。
代表取締役  江上 尚良